お正月を迎えて、クラブの皆で新年のお祝いということで初釜をさせていただきました。
本格的に席入りから、待合で皆が揃ってから手を清めてお茶室へと進みます。先生から新年のあいさつがありました。
つづいてお炭手前です。茶を点てる為の湯をここで沸かす為、炭火が熾らないと手前になりません。責任重要です。炉中の炭を皆で拝見、香合は酉年にちなんで雉。軸は蓬莱五彩雲 仙人が住むという蓬莱山に五色の雲がかかるという縁起のよいことから、皆様の上に良い縁が訪れるようにという、とてもありがたい軸がかかっていました。
料理は本懐石でいただきました、佐藤先生からお酒を酌して頂いて、恐縮至極に存じます。
中立の様子、炭には無事火がついたようです。茶道には初座と後座があり陰と陽にわけられ、しつらえも道具も変化させてコントラストを表現します。この演出がおもてなしで、客は中立で一旦茶室を出て、後座にむけての準備を待合で整えます。だいぶリラックスして中休みみたいにみえますが・・・。
濃茶、薄茶と進んでいきます。最初の緊張からだいぶ場が和んで笑顔がみられます。
無事終了、皆で新年を迎えることができ、よいスタートをきることができそうです。今年も一年茶道クラブ一同でがんばっていきたいと思います。佐藤先生、酉とおめでたいお正月のしつらえの数々、ありがとうございました。
H29.1.5
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