2013年10月30日水曜日

【あ☆れんじクラブ】平成25年10月9日

 
今月は早速、お花を紹介します。



  ・カーネーション
  ・セダム
  ・リンドウ
  ・フウセントウワタ
  ・赤ドラセナ
  ・デンファレ

 暑い日が続きますが、お花はすっかり秋色です。落ち着いたシックな色合いの秋のお花が主役になります。




 

 
 

 まずは赤ドラセナの葉を周りに入れていきます。高低を作りながらバランスよく入れていきます。これが案外難しい…。











 次はお花を入れていきます。お花も高低を作り、同じ種類のお花がまとまって入るように作っていきます。











          先生に手直ししてもらって、完成しました!!
 

 落ち着いた色合いの中にピンクのカーネーションと紫のリンドウが映えるアレンジができました。今年は暑さが続き秋らしくない日々が続きますが、お花で秋を感じることができますね☆

2013年10月23日水曜日

【茶道クラブ】平成25年10月21日




 

 花 すすき われもこう ほととぎす 秋海棠 花入れ 砧
 
 軸 一声 十三代家元 圓能斎鉄中宗室

一声といえば鶴ですが、雀がたくさん集まって鳴くよりも、たった一羽でも、美しい鶴がひとこえあげる方が、よく響き、目立つとのことからすぐれた人がひとこと言う方が価値のあることのたとえとして使われます。一般的に言ってわずかのことしか知らない人々は多くの事を語り、多くの事を知っている人はわずかなことしか語らない。無知な人間は自分が知っていることをなんでも重要なことだと思い、だれにでもそれを話す。ところが教養のある人は容易にかれの持ち物を公開しない。かれには語るべきことがありすぎるし、自分に言えることのほかにもまだ多くの事が言えることがわかっている。だから口をつぐんでいる。私達のような世間知らずは自分の知っていることにさらにいろいろ尾ひれをつけて話したくなりますが、“一声”覚えておきたいです。

棗 輪島塗 

秋草の模様で桔梗の青貝の象嵌がとっても綺麗です。それぞれに秋の趣向がうかがえます。

 
 こちらはとらやの羊羹で、切る場所によって月が満月からだんだんかけていくというとっても不思議な限定品です。匠の技ですね。十五夜とは旧暦の815日を指し、中秋の名月、この時期収穫された里芋をそなえることから芋名月と呼ばれ、中国から伝わったものだそうですが、旧暦913日は十三夜と呼ばれ、こちらは豆名月、栗名月という。満月よりすこしだけ欠けて趣があっていいのだそう。日本独自の風習で、江戸時代の遊里ではどちらか片方の月しか見ない客は片月見で縁起が悪いといわれ、二度目の通いを確実に行うために十五夜に強力な客を誘う風習があったそう。昔の遊女も商売上手ですねえ~、いやさすが。
 
 
 
 

 

 
今月は社長の氏家が濃茶に挑戦です。正客から手送りでお茶椀を受け取って、皆同じ飲み口で戴く。末客の分を残して両手で送る。お茶席は初めてかと思いきや、とってもスムーズ、様になってます。手も綺麗に揃ってます。会社の重役はこのような場所でも一糸みだれず、さすがです。こういうところで人物がわかるということでしょうか?これからいろいろな人を招待して観察すると意外な一面がみられるかもしれません。たくさん引率してきてくださいね。

 

 主菓子はみのりという銘の上用です。
 栗の甘露煮をいれてあります。栗は鮮度が命。時間を置くと堅くなり渋くなって真っ黒になりどうにもなりません。生産地に近い香川ではたくさんいいものが作れるのでぜひ挑戦してください。柔らかくなるまでよく炊いて蜜は徐々に糖度をあげるのが基本です。


 はやいもので新入生が立礼でお手前をしています。先生の指導がいいのか綺麗ですね~。人は自分ができることでなければけっしてうまく他人にやらせることはできない、まさにそのようです。美しいお手前だとお茶も美味しそう。


 


2013年10月1日火曜日

【親睦会主催ボウリング大会】平成25年9月26日

 平成25年9月26日(木)19:30時より、TTBOWL高松にて親睦会主催『ボーリング大会』が開催されました。

 毎年恒例のボーリング大会!今回のボウリング大会は賞品が沢山設けられ、総勢57人(3人1チーム構成で19チーム)が参加しました。ボウリングのベテランか初心者にかかわらず、誰でも優勝できるように、今回のボウリング大会で初めて点数の自己申告制を導入しました。チーム・個人はそれぞれ、自己申告した点数の差がゼロになるように競いました。
 
 
 短い時間でしたが、普段あまり会う機会のない職員との交流ができて、良い思い出になりました。

*19チームとも賞品がもらえて、ハーピーエンド!!












 
 
 
 
  

【茶道クラブ】平成25年9月25日



 
 

  今月は漆芸家の石原先生の講義がありました。漆液の採取から製作工程などスライドを使用しての講義でした。最近では使用する竹、筆、炭などの材料が高価になってしまったための苦労などもあるとのこと。漆器は英語でjapanと言われ(磁器はchina)お茶の懐石で使用する膳などはほぼ漆塗りですが、昔はたくわんなどで清めて乾かして使用していた。その名残でいまでも茶懐石では香の物には大根を入れ、お湯で清めて返します。昔の人がそれでもおなかも壊さず食味も損なわなかったのは、どうやら漆には抗菌効果があるらしい。24時間菌を培養したら菌数は0になるらしいです。日本の温度湿度の状態では漆器はもっともすぐれたものらしく、中性洗剤で普通に使用して35年は耐久性があり、口のところが漆はかけるが、また塗りなおせばまた35年もつそうです。陶器だとこれが欠けたり壊れてしまったりで使えなくなってしまう。紫外線には弱いが、温度は炭化する温度まではおそらく大丈夫であろう、食洗機や電子レンジには弱くても、日本の中で使用する場合には最も適した器として、漆器を見直すきっかけになりました。




 
 
 
 
軸 東籬佳秋色

花 彼岸花 


 彼岸ごろ開花することから彼岸花、これを食べた後は彼岸()しかないといういわれもある有毒植物で水田や墓によくみられるのは、昔田や死体をほりかえす動物がその毒を忌避することから植えられ、山間部にみられるものは昔そこが人里であった可能性を示す。有毒成分のリコリンは水溶性であるため、水に曝せば無毒化が可能であることから戦時中の非常食とされたこともあるそう。(真似しないように) 別名の曼珠沙華は仏教で天上の花とされ見る者に悪をはなれさせる力があるとされている。彼岸にお墓参りをするのは、極楽浄土は西の彼方にあるとされ、太陽が真西に沈む春分、秋分の夕日が道しるべと考えられていたため、春分、秋分の日を中日として先祖に感謝し、前後3日間は彼岸に至るための6つの徳目(六波羅蜜)を修める日とされる。悪はすべて弱さから生れる。子供が悪くなるのはその子が弱いからにほかならない。強くすれば善良になる。なんでもできる者はけっして悪いことをしない。極楽浄土を目指して強い人間になりたいと思います。


 
 
 
 
 
横一列ならんで割稽古。熱心なご指導で手前座で点てられるようになるのも早いです。今月もありがとうございました。

H25.9.25