2015年10月6日火曜日

【茶道クラブ】 今月の茶話~9月~

 
  軸 彩鳳舞丹宵 さいほうたんしょうにまう  樫原禅澄 総本山善通寺法主
鳳凰は天下太平の時のみあらわれる瑞鳥、雄を鳳、雌を凰という
彩鳳は五色の羽根を輝かせながら舞う一双の鳳凰のこと
丹宵とは朝焼けの赤く澄みきった空のことでめでたい風光
大変おめでたい軸だそうで、高齢の先生方から結婚祝いに頂きました。
本当に美しい光景は空が澄み渡っていないと見えないように、自身の心も澄みきっていなければ見ることはできない。平穏無事や天下泰平を願う事は自分の心が清らかでなくてはならないという事 これから艱難辛苦に出会ったとしても、それは己の心の乱れとして我を振り返ってみることが大事だと思いました。まずは自分自身をしっかりと正して、それから真剣に物事に向き合えばたとえ不測の事態に出会ったとしても動じることはない。まさに平穏無事であるために必要なことだと感じました。
 
 
 
茶道クラブの皆様からリングピローをいただきました。手作りで作っていただいて、とても可愛らしいペアのくまさんにとても幸せな気持ちになりました。皆様ほんとうにありがとうございました。
 
 
 
 

 今月も地区大会にむけてお運び、歩き方の練習です。
すり足で歩く、畳の縁を踏まない、角を通るなどの普段気にしたことのないような作法がでてきます。和の動作の剣道、柔道、日舞に相撲にいたるまで基本はすり足

 畳縁は一番弱いところを踏まないという心遣い
角を通ったり右足で入ったりするのは同じ足だと綺麗にみえるからでしょうか
茶道をしなければ全く意識しなかった動作ばかりで練習が必要です。
一見非合理に見えることばかりですが、すべてに渡るまで統制された動きというのはやはりお客様をもてなすうえでは気持ちのいいものですね。皆で力を合わせて励ましあいながら練習していきたいと思います。                                            H27.9.16
 
 


0 件のコメント:

コメントを投稿