2014年11月5日水曜日

【あ☆れんじクラブ】平成26年10月22日

今月のアレンジのテーマは『ハロウィン』です。
秋のお花とハロウィンらしくカボチャも使います。

<花材>

・バラの実
・鶏頭
・トウガラシ
・リュウカデンドロン
・セダム

 カボチャに顔を作って、土台を作っていきます。
 
 
 
 
  カボチャのオバケにお花のお洋服を着せてあげるイメージでお花を入れていきます。


カボチャのオバケがお花で埋まってきました☆



怪しげな雰囲気が出るようにトウガラシやバラの実を入れて完成です!!

ハロウィンがテーマなので、怖い雰囲気のアレンジになるかと思いきや、お花いっぱいの可愛いアレンジに仕上がりました♪♪


2014年10月23日木曜日

【茶道クラブ】平成26年10月15日


 軸 大道長安通 卓厳 花 すすき われもこう 秋明菊  花入れ 備前

 私達が生活している上で、当たり前のように享受していることが、実は大変な道を作ってかなえられたものだという事が、過去を振り返ると分かります。明治維新だったり、敗戦後の日本だったり、日本という先進国を作り上げるのにはすさまじいいくつもの道が作られた。この軸のように、~長安という夢に到達するにはどうすればいいか~という思いがあったとして、そのためにどうやって道を通すか考える。その道は行き止まりで引き返さなければいけなかったり、大きな障害物があったり、地盤が悪くて基礎工事が必要だったり・・。幾重にも阻む壁があってたどりつけないのではないか?それでも絶対にそこまでいくという強い信念と情熱があって、今のこの道がある。それなのに時がたち最初からそこに道がある世代になると、あまりにあたりまえすぎてそこに道があることもわすれてしまう。放置されけもの道になって通れなくなってしまったり、より安易な道を選んで橋が壊れて消滅してしまったり。この道を維持するのにも努力を惜しんではいけない。継続して踏み固める必要もあるだろうし、老朽化もして新しい物に取り換えなければいけなくなるかもしれない。過去3000年に渡って先人達が守り、道をつけ、受け継いできた国を引き継ぎ、未来への夢とともに運んでいきたいと思います。


主菓子
 優り草 ういろう 菊の花を模しています

 秋海棠 きんとん 緑の葉、ピンクと白の花弁、黄色のおしべが華やか





鶏卵素麺 ポルトガルから伝来した南蛮菓子でポルトガルでは卵の糸と呼ばれているそう

栗月下  たねや 蒸し栗を押し固めてあってほくほくした栗の味そのもの、とても美味しいです。

スティルトンブルーのチーズケーキ、日本にはないめずらしい味です。甘くはないけどブルーチーズの濃厚な味で、日本で似たものを探すと酒粕か味噌?各国の発酵食品で作る食文化を比較するのもまた楽し。

 
 
 
いつのまにか部員が増えてちょっとにぎやかになりました。自然と笑顔も多くなります。礼儀作法の習慣の影響は強くて、優しさや親切や喜びのしぐさを演じるならば憂鬱な気分も胃の痛みもかなりのところ治ってしまうものだそう。お辞儀をしたりほほ笑んだりするしぐさはまったく反対の激怒、不信、憂鬱を不可能にしてしまう。社交生活や訪問や儀式やお祝いが好まれるのは幸福を演じるチャンス、この種の喜劇は我々を悲劇から解放する。そして情念から解放されるのは思考の働きによってではない、からだの運動によってである。茶道で礼儀を学ぶことによってマイナス感情から解放し、お手前することによって様々な不安や恐怖から体を解放できるという効能。多くの人に広めたいですね。

2014年10月2日木曜日

【茶道クラブ】平成26年9月17日


花 秋草をかごの花入れにさしてありました。花で季節を表現できるのも日本のいいところだと思います。彼岸の頃にちゃんと地上にでてきて花をつける彼岸花。毎年変わらず繰り返される光景になぜか安心感を覚えます。去年と同じ自然が繰り返される光景。毎年少しずつ気温が上がったり雨が増えたり、環境も同じではないことは覚悟しなければならない現実ですが、花も人も自然に生かされてここに存在することを忘れないでいたいと思います。
軸 円相
軸飾りというお手前もあるそうで軸の取り扱いについてちょこっと教えていただきました。
軸物を巻いたままの状態で床の間に飾られ、客の前でかけていくお手前。巻き方や紐のかけ方、風体の取り扱い。それぞれ軸を傷めないようさまざまな決まりごとがあるようで、家にねむっている掛け軸を広げてみてみないとという気持ちになりました。


 
更好棚の薄茶点前。お茶の棚は大変種類が多くて、それぞれお手前が変わってきます。柱が2本だったり4本だったり、扉がついていたり。日本人は昔から器用でいろんな道具を作るのが好きだったのかなと感じてしまいます。
お菓子は栗の渋皮煮を先生が作ってくださっていました。とても綺麗に渋皮の掃除をして炊いてあるので色がとても上品です。夏の気候が例年になく不安定で、栗の出荷量も少なく入手困難が心配されましたが、今年も山の恵みを頂けることに感謝する気持ちになりました。佐藤先生には希少な栗をありがとうございました。来年もまたこの味が食べられますように。
来月はお月見にお誘いいただき楽しみです。季節ごとに様々な趣向でご案内いただき、四季を味わう事ができる喜びをありがたく思います。

2014年9月3日水曜日

【あ☆れんじクラブ】平成26年8月27日

8月のアレンジは『プリザーブドコサージュ』でした。
今回はカーネーションのプリザーブドフラワーでお花のドレスを作っていきます。
せっかくの可愛いプリザーブドフラワーですが、花びらを1枚1枚ばらしていきます。
 
 
 
 
 
ばらした花びらを1枚ずつドレスの形になるように専用の接着剤でくっつけていきます。
ピンセットを使った細かい作業です。少しずつドレスに近づいていってます。




ベルトのリボンも付けて、お花のドレスになりました♪

 
 
最後に額に入れ、それぞれに飾りつけをして完成です!!
お花の色や最後の飾りつけで、雰囲気がガラッと変わります。プリザーブドフラワーなので、お花の色合いそのままにお部屋に飾っておけます☆
 
 
 
 
 


2014年9月2日火曜日

【茶道クラブ】平成26年8月21日

 
 
今月はお盆の趣向でした。軸は夢。
~人間50年、化天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり 一度生を享け、滅せぬもののある
べきか これを菩薩の種と思い定めざらんは、悔しかりき次第ぞ~
敦盛の一節です。この世の50年は、ほんの一瞬の夢幻のようなもの。あの世の片隅暮らし
に比べてなんとはかないものよ。仏教の輪廻を信じるなら、このはかない浮世の生を精一
杯生きよう、あの世できっと見守ってくれていると先祖の霊に感謝する気持ちになりました。
お盆の期間中は故人の霊魂がこの世とあの世を行き来するための乗り物として精霊馬
と呼ばれるナスやキュウリで作る動物を用意するそうです。割り箸などを足に見立てて差し込み、
きゅうりは足の速い馬に見立てられあの世から早く家に戻ってくるように、なすはあゆみの遅い牛に見立てられ、帰るのが少しでも遅くなるように、また供物を牛に載せてあの世へ持ち帰ってもらうという願いがそれぞれ込められているそうです。身近な夏野菜にそれぞれ思いを込めてなんとなく親しみ深いものです。今年は台風の影響でその野菜も高騰し現世もなかなか厳しい世界になってきていますが・・。人間が自ら浮世の世界を滅ぼすことのないよう祈りたいと思います。
  



朝顔の上用まんじゅう
ピンクの生地と白の二色で着色し、緑の葉っぱを載せてあります。朝顔の茶会は千利休が満開の朝顔を全部摘み取り秀吉はいぶかしんだが、茶席に一輪の朝顔の生けられているのを見て感動したというエピソード。
おもてなしの表現は今も昔も様々で正誤はなく気持ちあるのみ。相手に伝わるといいですね。


 台子でのお手前。火箸を取ったり柄杓が杓立てにあって、普段より扱いが難しい。茶の湯の手前の基本は台子にあるとされ、上下の天板、地板は天(陽)、地(陰)をあらわし、それを支える4本の柱は東西南北、春夏秋冬すなわち四象で宇宙をあらわす。木、土、金の道具、火、水の5行があり、陰陽五行がおさめられている。点前座には宇宙が表されているようです。



 正面に座っていないと思われそうですが、貴人点てというお稽古。お盆でお寺の方が見えた時にという先生の計らいです。貴人の正面には座れず、面もあげられません。背を向けてもいけません。貴人の使うお茶碗や茶杓などは新品を使う!まさに特別な方へのもてなしの心です。へりくだって人をもてなすということ、勉強になりました。



  


 お客様にあわせてもてなしのスタイルをかえるということをお稽古しました。そういう場面はなかなかやってこないかもしれませんが、そのような手前があるということは大変勉強になりました。また、人をもてなしてはじめてその準備にかかる時間、労力、さまざまにこめられた思いを知ることができました。なにげなく毎月一回かよっているお稽古でも、先生の準備はいかほどか・・。知っているということは好むのには及ばない、好むというのは楽しむのには及ばない。どんなことも楽しみを見出して、チャレンジしていけたらと思います。






 

2014年7月30日水曜日

【茶道クラブ】平成26年7月16日


軸 瀧 銀河三千丈
花 花かご むくげ あざみ しまがや とらのお さわききょう

 李白の詩に飛流直下三千丈 疑是銀河落九天 瀧の流れはしぶきを上げて直下すること三千丈あり、まるで天の川が天から落ちてきたかのようだ という一節があります。水は全ての生命の源であり、その秘められたエネルギーはまさしく銀河に喩えられて臆することのないもの。瀧の筆もまっすぐ上から下へ力強く描かれ、この時期の自然界のエネルギーを感じさせてくれる軸です。花も色とりどりの草花がたくさん生けられ、命あってこその世界であることを思い出させてくれます。そしてその命はいつか朽ち果てるはかないものかもしれないが、芸術として表現され与えられた感動は後世まで伝えられ、一個の生命よりも記憶により存在し続けることができる。お茶室にはたくさんの芸術が溢れていますが、一つ一つの芸術の素晴らしさを感じ取ることができる人間になりたいと思います。

 
釣瓶の水指

釣瓶とは縄やさおの先につけて井戸水をくみあげる桶。私達はここで初めて釣瓶をみましたが、武野紹鴎が井戸からくみ上げた水を水屋に置く為に好んだのが始まりだそうです。時代はかわりいまは水道から水は汲まれ釣瓶も姿を消しています。昔の人々の水に対する様を感じることのできたお道具。


 
鎌倉の鳩サブレで有名な豊嶋屋の小鳩豆楽、らくがんのお菓子です。豆の香りを楽しみ、またマメに楽しくお過ごしくださいという願いが込められているそうです。面倒がらずにちょこちょこ楽しく何にでも取り組めばいいことも起りそう。豆の香りのよい、小鳩のかわいらしいお菓子。
 
 
 
主菓子 夏の海 

白小豆の粒餡を2色の練りきりで包み青海波の文様の型をおして金箔をあしらっています。この模様、島国日本が起源のように思えますが、実はペルシャ・ササン朝様式の文様が中国を経由して伝播したもののようです。
 


おまけ マンゴープリンのケーキ

 県内でも生産されるようになったマンゴー。でもフレッシュはまだまだ高いので缶詰め使用です。気候変動で熱帯の果物が栽培され、そのうちリンゴがたべられなくなってしまうのでは?と心配もありますが、楽しく順応していくことにします。
 
 夏の大変暑い時でしたが、お茶室のしつらえは涼しげに整えられ、暑さも疲れも忘れる楽しいひとときでした。皆仕事もあり忙しい中でも時間を合わせて茶道クラブの皆で集まってお茶を飲むということ。ひとりでいたら自分のことなど見えないけど誰かがいてくれたらはっきりわかる。最近では孤食という言葉もありコミュニケーションの場が少なくなっていますが、たくさんの人とかかわり話をして一緒にお茶をする、相手が聞いていようが理解していまいが違いはない、大事なのは一緒にお茶を飲み会話をしているという事。人とふれあうことのできる茶道の世界を大切にしていきたいと思いました。

2014年7月2日水曜日

【茶道クラブ】平成26年6月18日、7月2日


 新人研修ということで茶道クラブで新人の方々をお招きしました。おそらくお茶室は初めて?の経験で佐藤先生よりお茶室での作法、また露地へでて蹲の使い方などを実践しました。もともと茶道の習わしで、客人が這いつくばるように身を低くして、手を清めたのが始まりである。茶事を行うための茶室という特別な空間に向かうための結界としても作用するというこの作法、身を低くして手を清める、亭主の立場を尊重し、自分の立場をわきまえる。これから向かう神聖な空間への心構えが湧いてきます。


 七夕の趣向とのことで松屋藤兵衛の珠玉織姫。織物産業が盛んな西陣辺り、今宮神社には桂昌院尼(五代将軍綱吉の母)を祀った織姫神社があり、桂昌院尼を偲び、五色の糸玉に案を得て創作されたそう。五色の柔らかな色合いがとっても美しく七夕にぴったりの干菓子。織姫の織る五色の糸に見立てられているのでしょうか。織姫と彦星の、結婚して仕事を忘れて楽しく暮らすようになり、神様を怒らせて別々に暮らすよう引き離されてからは一生懸命働き年に一回の逢瀬を許されたという七夕物語。怠惰を唾棄し、勤勉を尊重する物語は私達社会人にとって大変意味深い物語です。



 勤勉な者は願をかけるに及ばずとはいいますが、笹に願いを・・・。墨を用意していただき短冊にそれぞれ願い事をかいて笹に飾り、海に流すのが習わしだとか。ちなみに短冊に書いてご利益のある願い事は芸事であるとされるそう・・・。




 濃茶は初めて飲まれたのではないでしょうか?一つの茶碗で回し飲み。遠慮してもいけないし飲みすぎても困ります。自分の分量をきちっと飲んでまわすことも大切です。主菓子は錦玉と練りきりで作った水中花。何気ないお菓子ですが、寒天の固まる頃合いを見定め練りきり生地を配するのが大変難しいお菓子です。


 水菓子にヨーグルトのアイス、柑橘類の皮で作ったオランジェット。どちらも家で作れますのでレシピが必要な方は茶道クラブまでお問い合わせを。

 
 
 
 

 新人の方達のためにお手前を稽古しています。人をもてなすためには前準備も必要です。楽しんでいただけたでしょうか?これから社会で活躍が望まれる大事な方々にお茶一服差し上げることができ、大変光栄に思います。これからの社会生活で思いや行動に二通りの道があり、一方の選択を迫られた時、人はいずれ来る死を思うのがよい、自分の死が世界に喜ばれるのか、悲しまれるのか。前者に導く生き方は避けなければならない。物語は善と悪の一通りしかありません。善に導くことのできる先輩でありたいと思います。