2014年10月2日木曜日

【茶道クラブ】平成26年9月17日


花 秋草をかごの花入れにさしてありました。花で季節を表現できるのも日本のいいところだと思います。彼岸の頃にちゃんと地上にでてきて花をつける彼岸花。毎年変わらず繰り返される光景になぜか安心感を覚えます。去年と同じ自然が繰り返される光景。毎年少しずつ気温が上がったり雨が増えたり、環境も同じではないことは覚悟しなければならない現実ですが、花も人も自然に生かされてここに存在することを忘れないでいたいと思います。
軸 円相
軸飾りというお手前もあるそうで軸の取り扱いについてちょこっと教えていただきました。
軸物を巻いたままの状態で床の間に飾られ、客の前でかけていくお手前。巻き方や紐のかけ方、風体の取り扱い。それぞれ軸を傷めないようさまざまな決まりごとがあるようで、家にねむっている掛け軸を広げてみてみないとという気持ちになりました。


 
更好棚の薄茶点前。お茶の棚は大変種類が多くて、それぞれお手前が変わってきます。柱が2本だったり4本だったり、扉がついていたり。日本人は昔から器用でいろんな道具を作るのが好きだったのかなと感じてしまいます。
お菓子は栗の渋皮煮を先生が作ってくださっていました。とても綺麗に渋皮の掃除をして炊いてあるので色がとても上品です。夏の気候が例年になく不安定で、栗の出荷量も少なく入手困難が心配されましたが、今年も山の恵みを頂けることに感謝する気持ちになりました。佐藤先生には希少な栗をありがとうございました。来年もまたこの味が食べられますように。
来月はお月見にお誘いいただき楽しみです。季節ごとに様々な趣向でご案内いただき、四季を味わう事ができる喜びをありがたく思います。

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