2015年3月4日水曜日

【茶道クラブ】桃の節句&送別会

 
 
 
3月1日、佐藤先生宅で月釜のお茶会がありました。微力ながらお手伝いに参加させていただきました。趣向はひな祭り、当日は雨でしたがお茶室はとても春めいて亭主の心づかいがとても温かく身に染みいるようなお席でした。軸は春色高下無 春に色があるのならその美しさに上下の区別なんてないだろう。春の風景は平等に楽しめるという差別のない状態を表しています。棚は徒然棚、総体がひし形になっていて腰板に業平菱の透かしがあり華やかで袋棚を開けるお手前はとても優雅です。花は雪月花のお盆に桃の節句であるひな祭りのシンボルがかわいらしく散りばめられています。





 
 
 
香合は雛?いや雉です。待合の軸は 花をのみ待つらん人に山里の雪間の草の春を見せばや 藤原家隆の歌で閑寂さのなかに、奥深いものや豊かなものがおのずと感じられる美しさを読んだ、利休の茶の真髄を表したもの。お菓子は雛の袖でひな祭りを堪能しました。





  2月18日に尾形先生のお別れ会がありました。皆で一品持ち寄り先生宅を借りての送別会。仲間が一人減りさみしくなりますが、楽しかった日々を思い出してお茶一服。香川に帰ってきたらまたおもてなしで再会したいですね。








 











  今月は送別会にお茶会に様々な行事がありましたが、先生のおかげでそれぞれに楽しく思い出深い一日となりました。ご多忙の中、私達のクラブにまで暖かい花を咲かせていただいて、ありがとうございました。
 

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