2015年1月5日月曜日

【茶道クラブ】平成26年12月17日


  軸 無事是貴人

 無事という言葉をみると、12月だなあという感じをうけるようになりました。今年も無事に過ごせたと振り返ってしまいます。世の中で誰もが求めていて、誰もそれを見たことがないものが幸せ。不幸せというのはよく見える。不幸せが見えない時こそ幸せなのだ。毎日目が覚めるとまだ生きている、それが幸せというもの。無事という言葉のありがたさを考えてしまいます。この軸を禅語で解釈するなら、遠くへ求むるはかなさよ、私達は皆生まれながらにして仏性をいただいていることなのである。そのことを抜きにして他に仏や悟りを身につけようとすることは愚かなことであると気付かなければならない。平常のありのまま、そのままでいいではないか。外に向かって道を求め、脇道わき見をしては悟りの道を求めているがそれはまちがいである。貴人とは真に尊ぶべき人、無事はただ、造作すること莫れという意味だそうです。

花 りんご 




 
 
柊の茶碗に白棗、水指はクロスに蓋はツリー?お茶室でクリスマス気分が楽しめました。

 お稽古風景。今月は繁忙期の業務をぬってフルメンバー参加です。皆忙しさから癒されたかったのかな?疲れた体にお茶一服、この空間が至福のひととき。主菓子は蜜柑大福。横に切ると綺麗ですね。今年も新旧さまざまなメンバーでにぎやかに終えることができました。お手前もそれぞれなんとか様になってきて、手つきも美しく揃っています。継続は力なり。なかなか時間はとれませんが皆で仲良く頑張っていきたいと思います。
 
 
 












 お寺の新年0時からはじまる修正会の後の会食の準備をさせていただきました。佐藤先生の手作り御節料理です。御節の一つ一つの料理は、火を通したり干したり、あるいは酢に漬けたり味を濃くするなど、日持ちする物が多く、これは歳神を迎えて共に食事を行う正月の火を聖なるものとして捉え、神と共食する雑煮をつくるほかは火を使う煮炊きをできるだけ避けるべきという風習に基づくのだそうです。椀はもちろん餡餅雑煮。香川特産の和三盆糖、でも庶民の口には入らずほとんど藩におさめられていたそう。でもお正月くらい自分達が作った贅沢品を食べたい。でもおおっぴらに食べるわけにいかないから餡にして雑煮の餅にくるんで食べたという話だそうです。和三盆の土地ならではの郷土料理です。御膳などは雲水の方々がお運びを手伝ってくださいましたが、その立ち居振る舞いの美しさに見とれてしまいました。物静かなオーラがただよって、こちらもおのずと背筋がのびる思いでした。人を制するのに多くの言葉はいらない。己がぶれなければおのずと他人はついてくる。修行の足りない私達はつい多弁になったり-動に偏った行動をとってしまいがちですが、静と動、この二つのバランスがとても大事なことに気付かされました。




 年末年始と忙しい中、茶道クラブにも手を抜かずに御指導ありがとうございました。また新しい年もよろしくお願いいたします。

2014年12月16日火曜日

【monoづくりclub】平成26年12月5日

平成26年12月5日(金)サンドラッグ会議室にて、『厳選パワーストーンアクセサリー』をつくりました。
恒例となった、このアクセサリーづくり☆
今回も「みかりんカルテット」の岡先生・芳山先生をお招きし、ご指導していただきました。

姪っ子さんへ、お子様へ、親御さんへ、また自分自身へ…それぞれ作る相手への想いを込めてつくりました。





 








2014年12月3日水曜日

【あ☆れんじクラブ】平成26年11月12日


今月は、来月のクリスマスに向けて『クリスマスリース』を作ります♪

リースベースに松ぼっくりなどの木の実を飾り付けていきます。



まずはリースにつけるリボン作り☆
ラッピング用のリボンで形を作っていきます。

今回のアレンジでリボン作りが一番苦労しました。先生に助けてもらい、なんとか形になりました!

リースに手作りのリボンをつけて、松ぼっくりをくっつけていきます。


そして、みんな好き好きに木の実やお花でリースを埋めていって完成です。
シックな色合いのクリスマスリースができました!!
最近は市販でも可愛いリースがたくさん売られていますが、自分で作ったリースはやっぱり格別ですね♪♪

【茶道クラブ】平成26年11月19日


 軸 蓬莱五彩雲
 花 椿 初嵐 舟形釣花入

 蓬莱とは仙人が住むといわれた五神山の一つ。竹取物語ではかぐや姫が公達に蓬莱の玉の枝を所望しています。帝がかぐや姫から渡された不死の薬を燃やした不老不死の山。かぐや姫の羽衣が五彩の雲のようにたなびいている様が目に浮かぶようです。そして舟形の釣花入れはかぐや姫が生れた竹と、床の空間に漂っている様が天に昇っていく雲のようななんともいえない趣きがあります。軸と花入れの組み合わせに様々な想像を掻き立てられた床飾りでした。




水指 蜜柑
姿が蜜柑形、撮みも蜜柑の軸になっています。
白地に鮮やかなブルーで美しい文様が施されています。扱いが非常に緊張する代物で、蓋も横には立て懸けられないため、手前に置きます。蓋裏の絵柄も素晴らしい。



 先日佐藤先生夫妻をおもてなししようと暁の御案内をしました。外が真っ暗な時間からお越しいただき火鉢の炭と行燈の蝋燭の明かりで朝ご飯のおもてなし。暗がりで料理がはっきりとみえない中、湯気が立つほどあたためられたうずみ豆腐。うずみ豆腐とはうずみ火のように、白味噌の汁のなかに豆腐がご飯のなかにうずまっている料理。夜明けの静かな雰囲気も手伝ってとても厳粛な気持ちになり、大変シンプルなこの料理が寒さと暗がりの中でとても美味しくまたありがたくかんじられました。そしてすこしずつ外は明るさを増して、おかずはお魚や卵が少し。視覚がほんの少し遮られることによって他の味・嗅・触・聴覚が鋭くなり、いつもとは違った料理の素晴しさに気付き、普段はいかに視覚に偏った情報を得ていたかに気付き大変驚きました。そして日の出が最高の御馳走。太陽の光がこんなにも明るくあたたかく、エネルギーに満ちていることを改めて気付かされました。そして蒸したての上用饅頭でお抹茶のおもてなし。先生に点てるのは大変勇気が要りましたが・・・。先生が粒餡を好まれていたので白小豆の粒餡にしたところ、蒸したての皮は柔らかすぎて手にひっつき、粒がさわってしまい、餡の硬さと皮と温度、バランスがとても大切な和菓子の奥深さを知りとても勉強になりました。最後に愛嬌たっぷりの大根に融司先生に顔を書いていただき和やかに終了しました。すっかり日が上がって通勤ラッシュの中お見送り。早朝の時間をこんなに楽しく贅沢にすごしたのは初めてでした。朝早くの御案内にお付き合いいただきありがとうございました。

2014年11月5日水曜日

【あ☆れんじクラブ】平成26年10月22日

今月のアレンジのテーマは『ハロウィン』です。
秋のお花とハロウィンらしくカボチャも使います。

<花材>

・バラの実
・鶏頭
・トウガラシ
・リュウカデンドロン
・セダム

 カボチャに顔を作って、土台を作っていきます。
 
 
 
 
  カボチャのオバケにお花のお洋服を着せてあげるイメージでお花を入れていきます。


カボチャのオバケがお花で埋まってきました☆



怪しげな雰囲気が出るようにトウガラシやバラの実を入れて完成です!!

ハロウィンがテーマなので、怖い雰囲気のアレンジになるかと思いきや、お花いっぱいの可愛いアレンジに仕上がりました♪♪


2014年10月23日木曜日

【茶道クラブ】平成26年10月15日


 軸 大道長安通 卓厳 花 すすき われもこう 秋明菊  花入れ 備前

 私達が生活している上で、当たり前のように享受していることが、実は大変な道を作ってかなえられたものだという事が、過去を振り返ると分かります。明治維新だったり、敗戦後の日本だったり、日本という先進国を作り上げるのにはすさまじいいくつもの道が作られた。この軸のように、~長安という夢に到達するにはどうすればいいか~という思いがあったとして、そのためにどうやって道を通すか考える。その道は行き止まりで引き返さなければいけなかったり、大きな障害物があったり、地盤が悪くて基礎工事が必要だったり・・。幾重にも阻む壁があってたどりつけないのではないか?それでも絶対にそこまでいくという強い信念と情熱があって、今のこの道がある。それなのに時がたち最初からそこに道がある世代になると、あまりにあたりまえすぎてそこに道があることもわすれてしまう。放置されけもの道になって通れなくなってしまったり、より安易な道を選んで橋が壊れて消滅してしまったり。この道を維持するのにも努力を惜しんではいけない。継続して踏み固める必要もあるだろうし、老朽化もして新しい物に取り換えなければいけなくなるかもしれない。過去3000年に渡って先人達が守り、道をつけ、受け継いできた国を引き継ぎ、未来への夢とともに運んでいきたいと思います。


主菓子
 優り草 ういろう 菊の花を模しています

 秋海棠 きんとん 緑の葉、ピンクと白の花弁、黄色のおしべが華やか





鶏卵素麺 ポルトガルから伝来した南蛮菓子でポルトガルでは卵の糸と呼ばれているそう

栗月下  たねや 蒸し栗を押し固めてあってほくほくした栗の味そのもの、とても美味しいです。

スティルトンブルーのチーズケーキ、日本にはないめずらしい味です。甘くはないけどブルーチーズの濃厚な味で、日本で似たものを探すと酒粕か味噌?各国の発酵食品で作る食文化を比較するのもまた楽し。

 
 
 
いつのまにか部員が増えてちょっとにぎやかになりました。自然と笑顔も多くなります。礼儀作法の習慣の影響は強くて、優しさや親切や喜びのしぐさを演じるならば憂鬱な気分も胃の痛みもかなりのところ治ってしまうものだそう。お辞儀をしたりほほ笑んだりするしぐさはまったく反対の激怒、不信、憂鬱を不可能にしてしまう。社交生活や訪問や儀式やお祝いが好まれるのは幸福を演じるチャンス、この種の喜劇は我々を悲劇から解放する。そして情念から解放されるのは思考の働きによってではない、からだの運動によってである。茶道で礼儀を学ぶことによってマイナス感情から解放し、お手前することによって様々な不安や恐怖から体を解放できるという効能。多くの人に広めたいですね。

2014年10月2日木曜日

【茶道クラブ】平成26年9月17日


花 秋草をかごの花入れにさしてありました。花で季節を表現できるのも日本のいいところだと思います。彼岸の頃にちゃんと地上にでてきて花をつける彼岸花。毎年変わらず繰り返される光景になぜか安心感を覚えます。去年と同じ自然が繰り返される光景。毎年少しずつ気温が上がったり雨が増えたり、環境も同じではないことは覚悟しなければならない現実ですが、花も人も自然に生かされてここに存在することを忘れないでいたいと思います。
軸 円相
軸飾りというお手前もあるそうで軸の取り扱いについてちょこっと教えていただきました。
軸物を巻いたままの状態で床の間に飾られ、客の前でかけていくお手前。巻き方や紐のかけ方、風体の取り扱い。それぞれ軸を傷めないようさまざまな決まりごとがあるようで、家にねむっている掛け軸を広げてみてみないとという気持ちになりました。


 
更好棚の薄茶点前。お茶の棚は大変種類が多くて、それぞれお手前が変わってきます。柱が2本だったり4本だったり、扉がついていたり。日本人は昔から器用でいろんな道具を作るのが好きだったのかなと感じてしまいます。
お菓子は栗の渋皮煮を先生が作ってくださっていました。とても綺麗に渋皮の掃除をして炊いてあるので色がとても上品です。夏の気候が例年になく不安定で、栗の出荷量も少なく入手困難が心配されましたが、今年も山の恵みを頂けることに感謝する気持ちになりました。佐藤先生には希少な栗をありがとうございました。来年もまたこの味が食べられますように。
来月はお月見にお誘いいただき楽しみです。季節ごとに様々な趣向でご案内いただき、四季を味わう事ができる喜びをありがたく思います。